[子神社参拝の栞]
鎮座地 神奈川県横浜市保土ヶ谷区今井町一六七番地
御祭神 大国主命
御神徳 大国主命は「天の下造らしし大神」、大己貴神、大物主神、また「だいこくさま」とも申して人々に慕われておられる神さまであります。私達の遠い遠い親達と共に国土を開拓され、国造り、村造りに御苦心をなされ、農耕・漁業をすすめて人々の生活の基礎を固めて下さり、殖産の法をお教えになられ、医薬の道をもお始めになって、人々の病苦をお救いになるなど、常に慈愛に満ちた御心を人々にお寄せ下さる神さまであります。また大国主命は縁結びの神さまとも申しまして、男女の仲をとり結んで下さいますとともに、人間が立派に生長するように、社会が明るく楽しいものであるようにと、人間の幸福の縁を結んで下さる親神さまでもあります。
創建及び沿革 当神社の創建に関しては、その年代が詳らかではありません。恐らくは今井の地に人々が生活をはじめた頃、村の中央の丘上に産土神として祀られたものと思われます。それより村人の厚い尊崇を受けて、天和三年 (一六八三年) 十二月二十八日には御社殿が再興され、文化五年 (一八〇八年) 九月十八日にも御社殿の造営が行われ、文化七年 (一八一〇年) には石鳥居が建立されました。明治六年、村社に列せられました。現在の御社殿は、昭和五十一年十月十六日に竣工いたしましたもので、鉄筋コンクリ−ト造、広さ四三・七坪であります。社殿形式は、本殿・幣殿・拝殿から出来ておりまして、権現造風のものですが、伝統的な神社建築に現代の建築様式を採り入れた独特の御社殿であります。
年間祭典行事表
一月一日 元旦祭 新年を祝い、皇室の弥栄と国運の隆昌を祈念し、併せて氏子崇敬者と社会の繁栄と平和を祈ります。
一月一日〜三日 初詣・元旦祈祷 家内安全・商売繁昌・交通安全・厄年祓などの祈祷を致します。
一月五日 神棚祈祷 (今井町) 宮司が御家庭にうかがい、新年のお慶びを申し上げ、家内安全・商売繁昌の祈祷をいたします。
一月六日 神棚祈祷 (新桜ヶ丘)
二月初午 初午祭 末社田島稲荷神社例祭。稲荷大神をお祀りしておられるご家庭の初午祭をいたします。
四月三日 祈年祭 五穀の豊穰と産業の発展を祈ります。新入学童健康祈願祭 新入学童の健康と学力向上を祈ります。御参拝をお待ちしています。
九月十八日 例大祭 年に一度の大祭で、種々の神賑いが行われます。
十一月十五日 十一月の土・日曜日 七五三祭 七五三祝児の健康を祈ります。十一月の土・日曜日にも祈祷をいたします。
十一月二十八日 新穀感謝祭 五穀の豊穰を神に感謝いたします。七五三祝児の祈祷もいたします。
十二月二十日頃 神札配布 新年より神棚にお祀りします。皇大神宮・子神社・竃神の神璽を御家庭に配布いたします。
十二月三十一日 除夜祭 一年の終りの祭。 古神札焚上祭 古い神札は神社にお持ち下さい。
以上