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御霊神社 (ごりょうじんじゃ)
 権五郎神社 (ごんごろうじんじゃ) 
所在地住所 〒248-0021
神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
電話番号 0467-22-3251
FAX番号 0467-22-3271
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[ 御霊神社 ]
※ご注意:システムの構成上、地図のポイントと実際の神社の位置に多少の差異があります。

鎌倉権五郎景政   ( かまくらごんごろうかげまさ )

1月1日元旦祭(がんたんさい)
9月17日敬老祭(けいろうさい)
9月17日例祭(れいさい)
[宵宮祭 (よいみやさい)]
9月18日例祭(れいさい)
9月18日例祭(れいさい)
[鎌倉神楽 (かまくらかぐら)]
9月18日例祭(れいさい)
[神幸祭 (おわたり)]
9月18日例祭(れいさい)
[面掛行列 (めんかけぎょうれつ)]

平安時代後期の創建。祭神景政公は、桓武天皇の(五十代)末裔、平氏一門で鎮守府将軍平良文が祖父。父は鎌倉権守景成。
 当時関東には大庭・梶原・長尾・村岡・鎌倉の所謂関東平氏五家が割拠しており、景政公はこれらの平氏五家と共に、鎌倉武士団を率い、現在の湘南地域一帯を開拓した開発領主。「奥州後三年記」によれば、景政公は十六歳にして源義家に従い、奥州後三年役に金沢の柵(秋田県)を攻めた折、鳥海三郎という者に右の眼に矢を射込まれ、然し彼はひるまずその矢を抜かずして答の矢を放って相手を倒してしまった。そして味方の陣に帰り兜をぬいで「景政手負いたり」と大声してたおれた。そこで味方のこれも亦剛の者、三浦の平太為次という武士が景政の眼に刺さった矢を抜こうと「つらぬき」(毛皮で造った靴)をはいたまま、景政の面部に足をかけた。すると景政は「弓矢に当たって死するは武士の本望だ。なのに土足をもって面部を踏むとは何事ぞ」と刀をかまえてその無礼を叱咤した。
 為次驚いてその無礼を謝し膝を以て押さえその矢を抜いた。人々此を見聞し景政の功名いよいよ高しと。
 こうしたことから、景政の勇名は鎌倉武士の誇りとなり、御霊神社の祭神として崇められるようになった。
 鎌倉時代「吾妻鏡」の中に、文治元年(平家滅亡の年)八月二十七日、御霊社の社殿が鳴動して地震の如くすさまじく、幕府から使者が参向し御願書を奉納して賜物を下し神楽を奏したと書かれており、又その他にも五霊社の記事が多々あるのをみても御霊社はさまざまな奇端の現われる神社として幕府の崇敬の度が厚く、諸行事がこのお宮を中心に行なわれたことがうかがわれる。
 江戸時代には眼病平癒、除災招福の神社とされ、現代にあっても景政公の旺盛な精神力は初志の貫徹を祈る人々への厳しい励ましとなっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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