神社情報

1202080

横浜市都筑区

山田神社

やまたじんじゃ
住所: 〒224-0029 横浜市 都筑区 南山田町3795

以前、神地は頗る勝景を以て知られ、社前は中川の水田を一眸に萃め其の間に早淵の清流あり。社後は丘阜互いに接し遠く山内の緑山に連なり神域の幽趣弥々完たし。山田は石器各所より出づ。其の開拓たる幾千年の昔なるを知らず。其の後平安時代人皇第五十六代清和天皇の貞観二年、諏訪神社の鎮座あり。又同七十六代近衛天皇の仁平年間、源義朝の臣鎌田兵衛正清の居城せし地にして、領地は郡中10ヶ村に跨り高田、吉田、勝田、荏田、鴨志田、黒須田、恩田、長津田、上菅田、三反田に及び合計5525石なりと云へり。以て其の当時山田の勢力は郡内に比する所なかりしを知るべし。明治43年11月、村社神明神社、無格社諏訪神社、同八幡神社2社、同熱田神社、同稲荷神社七社、同菅神社、同熊野神社、同子聖神社を妙見社へ合祀すると同時に山田神社と改称せり。此の神社中元村社神明神社は鎮座の年月及び由緒不詳なれども元無格社諏訪神社は貞観2年(西暦860)、天台宗延暦寺慈覚大師の弟子安然和尚なるもの信濃國諏訪郡諏訪町の上下諏訪大明神の御分霊を奉遷鎮祭せし由古文書に見ゆ。元妙見社は室町時代後花園天皇の文安二年(西暦1445)、諏訪山大普門院観音教寺第85世正応僧正なるもの武蔵國秩父郡大宮町の妙見社の御分霊を奉遷鎮祭せし由古文書に見ゆ。元子聖神社は以上の三社と共に古社なるべしと信ずれども知るを得ず。その他の神社も記録に存せざるを以て鎮座の年月及び由緒を知ること能はず。元村社にして大正4年11月12日、神饌幣帛料指定神社に列す。平成2年3月31日、本殿横浜市歴史的建造物に登録される。

御祭神

高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
建御名方神(たけみなかたのかみ)
応神天皇(おうじんてんのう)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
菅丞相霊(かんしょうじょうのれい)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
大己貴尊(おおなむちのみこと)
大日孁貴尊(おおひるめむちのみこと)

祭礼

1月1日
歳旦祭(さいたんさい)
【元旦祭(がんたんさい)】
2月25日
祈年祭(きねんさい)
10月3日
例祭(れいさい)
【例大祭(れいたいさい)】
11月15日
七五三祭(しちごさんさい)
11月25日
勤労感謝祭(きんろうかんしゃさい)
12月冬至
冬至祭(とうじさい)

境内神社

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住 所
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